皆さま こんにちは。
自由が丘と大岡山のプライベートジム Life Body Fでございます。
急に気温がぐっと下がりましたね。
外を歩いていると金木犀の香りがして秋を感じます!
本日のテーマは「肩甲骨はがし」
よく整体やボディケアのサロンのメニューに載っているイメージが個人的にはありますが、
皆さまもどこかで見たことまたは施術を受けたことはございますか?
肩甲骨は知ってるけどそもそもはがれるって?
はがれるということはベリッとかミシミシって音がしてはがれるものなの?
という様々な疑問にお答えして参ります!
まず「肩甲骨」はどこにあるのか
背中の上部の少し外側に左右対称に位置しております。(天使の羽、と表現されることも。生えてますか?)
肋骨の後ろに付いていますが肋骨と繋がっているるわけではなく、腕の骨(上腕骨)と鎖骨にだけ繋がっていて、皆さまの背中にセーラー襟のよう左右それぞれ垂れ下がっている骨です。
可動域がとても広く、
周りについている筋肉の働きによって様々な方向に動作が出来るようになっております。
肩の動作と連動する為、肩甲骨に制限かかると同時に肩周りが窮屈になって腕が上げづらくなったり、痛みや不調が出やすくなったりと
上半身をスムーズに動かす為にはキーポイントとなる骨と言えるでしょう。
さて、この肩甲骨という骨
先ほども申し上げたように周りについている筋肉のおかげで様々な方向に自由自在に動かせるのです。
ところがデスクワークや家事で同じ姿勢が長時間続く、ストレスで過剰に緊張して身体が強張ることがあるとこの肩甲骨周囲の筋肉がカチコチに凝り固まってしまうことがあります。
ご経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうなってしまうと
本来ぶら下がるように付いているはずの肩甲骨が背中にべったりと張り付いて一体化してしまいます。
(背中に手を回して肩甲骨が触れない方は可能性大!)
結果、肩や背中が動かしづらくなりますし
まるで岩が乗っかったような重怠さ、皆さまもご存知の肩こりの症状や原因不明の痛みや違和感が出てくるのです。
そんな背中に張り付いてしまった頑固な肩甲骨をはがして元通りの位置に戻すこと
それが今回のテーマにもある「肩甲骨はがし」でございます。
はがすとは言ってもベリっとシールをはがすようにはもちろん行きません。笑
緊張してギュッと縮んだ筋肉に対してほぐれて伸びるようストレッチやマッサージ、エクササイズをしてアプローチをかけていきます。
ここで要注意なのは
力まかせに肩甲骨を引っ張らないということです!
人に施術をしてもらう「肩甲骨はがし」では
肩甲骨についている筋肉
・僧帽筋
・菱形筋
・棘下筋、棘上筋、肩甲下筋、小円筋(合わせてローテーターカフとも言われます。)

に対して肩甲骨を掴んで引っ張る、回すなど物理的に引き伸ばす方法が多いのですが
無理に伸ばそうとすると筋肉や関節に過度にストレスがかかってしまうことがございます。
筋繊維が損傷したり、必要以上に伸ばした反動で緊張が強まったり、周りの他の筋肉とのバランスが取れずより動かしづらくなる、など逆効果になってしまう危険性があるのも予め知っておきましょう!
当たり前ですが、正しく適切な方法で行うことが重要です。
またLife Body Fでも
肩甲骨周囲の筋肉の機能を正常に戻す為のエクササイズを必要に応じてメニューに組み込んでおります。
トレーナーが肩甲骨を直接引っ張ることはせず
エクササイズで手のポジションの変化やツール(棒やバランスボール)を用いて身体を回旋させることで
お客様ご自身の動作で肩甲骨の本来の機能を取り戻す目的がございます。
一見簡単そうなのですが‥
これが案外難しい。。(やった事がある方はうなづいているはず。笑)何度も繰り返す事で少しずつ固まっていた肩甲骨がちゃんと動くようになっていきます。
こちらがLBF流の「肩甲骨はがし」のひとつですね。
では、本日は「肩甲骨はがしって何をするの?」の問いにお答えさせていただきました。
いつも肩こりに悩んでいる、腕を上に上げるのが辛い方はもしかしたら肩甲骨が固まって引っ付いてしまっているのが原因かもしれません。
正しく肩甲骨はがしを行って肩や肩甲骨の動作の改善をして行きましょう!
楽に動かせるようになると日常生活も快適に過ごせるようになる事間違いなしです。
本日も長文にお付き合いいただきありがとうございました!
また次回ブログもお楽しみにしていてください。