皆さま こんにちは!
自由が丘と大岡山のパーソナルジム Life Body Fでございます。
ストレッチシリーズの第3回目です!
運動(トレーニング)の前にストレッチを行う事で
筋肉の柔軟性を上げる事で関節の可動域を広げて身体を動かしやすい状態に準備しておく。
という事を前回までのブログで皆さまにお伝え致しました。
「関節の可動域が広がる」と聞くと
何となく良いこと、というイメージはありますが今回は具体的にどのような時、どのような事が良いのか、メリットについてお話しをさせていただきます。
まずひとつ目に
ケガの予防に繋がります!
普段からよくストレッチをしている方はそんなの当たり前でしょ~というご意見が聞こえてきそうですが‥笑
本日は改めて解説させてください。
日本の国技といえば「相撲」
お相撲さんは体重が平均150キロ前後あるそうです。
(身長は180センチ前後なので大きくて重い!)
一般人にに比べると遥かにスケールの大きい身体同士を土俵の中で押したり、ぶつけたり、投げたりする超!コンタクトスポーツなのですが、
お相撲さんは日頃からストレッチを取り入れて(股割り=開脚 が有名ですね!)筋肉の柔軟性を高め関節の可動域を広げておく事でぶつかった衝撃を逃したり、投げられた時にさっと体勢を切り替えして受け身を取る事でケガを防いでいます。
私たち一般人にも同じようなことが置き換えられます。
例えば、歩いている最中に躓いて転倒しそうになった時。
あっという間に身体は地面に吸い寄せられて行きます。
でもそこでもし関節の可動域が広ければ、
相撲の受け身のように咄嗟に体勢を立て直して何とかバランスを保てたり、頭をぶつけることを避けられたりと大きな怪我に繋がる事を防げるかもしれません。
直接的に転倒のようなアクシデントから回避出来る、対処出来るだけではなく
現代の多くの方がお悩みとしてあげる肩こりや腰痛、膝痛といった日々の生活でふと感じる不調や痛みを結果として予防や改善する事も可能です。
上半身の中ではよく動かす部位と言えば「肩」
肩の関節の可動域が広くなればその周囲の筋肉を自由自在に使えるので、筋肉の血流がアップして肩こりや四十肩・五十肩などの痛みの予防改善になります。
また下半身でも大きな関節は「股関節」ですが、
股関節の可動域がしっかり確保出来ていると上下に位置している腰や膝に対する負担を軽減させる事が出来て腰椎や膝痛、長期的な目で見ると椎間板ヘルニアや変形性膝関節症のような大きな不調を引き起こしてしまう事を未然に防げるのです。
と言う訳で、「関節の可動域が広がる」と
日常に潜む小さな危険や将来的な不安要素に対処出来るようになるので
結果として「ケガの予防に繋がる」とご理解いただけましたでしょうか?
ケガや痛みのない身体は日常生活をより豊かに楽しいものしてくれるので非常に大切です。
ちょっと苦手な部位のストレッチもそう思うと頑張れそうな気がしますよね!笑
では、次回ブログはふたつ目のメリット
〝パフォーマンスアップ〟についてお話しさせていただきます。
ちょうどパリ五輪が本日よりスタートです!
世界のトップアスリートの活躍を楽しみつつご自分の身体の動かし方と重ね合わせて観てみるのも面白いかもしれませんね!
来週も是非お楽しみにしていてください。