⑤膝痛持ちの女性が先に上半身のトレーニングをするのには意味がある!?
皆様こんにちは
中根公園から徒歩4分のところにあるパーソナルトレーニングジムLife Body Fでございます。
前回、「膝痛持ちの女性」のトレーニングを一見関係なさそうな「上半身から始める理由」についてお話させて頂きました。その女性が上半身の次に行うトレーニングは「あばら骨と肩甲骨をつなぐ筋肉のトレーニング」です。ここは1つの筋肉にフォーカスしたトレーニングになっており、今回はその筋肉の重要な役割、トレーニングの意図をお話させて頂きます。
まず「あばら骨と肩甲骨をつなぐ筋肉」は前鋸筋と言い、この筋肉には大きく2点の役割があります。1点目、肩を下げる。2点目、腹圧を入りやすくする。1点目の肩を下げるというのも、肩甲骨は肩の関節と繋がっており、前鋸筋が働くことで肩甲骨が下がり、肩も下がります。すると、首や肩の筋肉の無駄な緊張が抜けて肩が楽になります。2点目、前鋸筋が働くことで、図のようにあばら骨が閉まります。あばら骨が閉まることで、腹圧が入りやすくなります。まず腹圧とは、お腹を支える袋のようなものです。腹圧が入ることで、体幹部が安定します。
こちらの女性の場合、前回お話した「かかとの体重を乗せる」ことは出来るようになってきたのですが、レッスンで日常と違う動きをする際に腰が前に抜けて、上半身が後ろに倒れてしまいます。すると、膝にも負担がかかり「膝痛の不安」に繋がってしまいます。そのため腹圧を入りやすくすることで、腰が前に抜けることを防ぎ、「膝の不安」を減らしたいと考えています。さらに、腹圧が入りやすくなることは、その後のジャンプのトレーニングの基盤にもなるのです。
結果的に、膝自体の不安を軽減することで、「レッスンを安心して受けてもらう」「日常生活で積極的に行動できるように」という想いに繋がるのです。
今回は「あばら骨と肩甲骨をつなぐ筋肉」の役割と、そのトレーニングの意図をお話させて頂きました。どのトレーニングも70代の女性の「膝痛の不安を無くしたい」という想いの1つの手段として知って頂けると嬉しいです。
「歩くと膝が痛いけど、遠出したい」「ゴルフしてると腰が痛い」など、どんなご要望でもお悩みでも構いません。皆様一人ひとりに必要なトレーニングをご提供します。あきらめずにご相談ください。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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