コルセットを「身体のため」に使うには?
皆様、こんにちは大岡山にあるパーソナルトレーニングジムLife Body Fでございます。
腰痛が酷いとき、痛みを和らげるためにはコルセットをつけた方が楽になりますよね。
しかし、必要以上にコルセットを使うことは実は身体に良くありません。
なぜならば、コルセットを必要以上に使うと、「腹圧」が入りにくくなり、本来体がもっている力を使いにくくなってしまうからです。
腹圧とはお腹の中にある袋のようなイメージで、その袋が良く膨らみ、お腹の中がパンパンになることで身体を内側から支えます。例えば今年プロ野球最多ホームランを打った村上宗隆選ですが、写真を見ると分かるように結構お腹が出ています。多少の体脂肪もありますが、腹圧がしっかりと入っているからこそお腹が膨れて見えるのです。打撃の際に腹圧が入っているからこそ体幹が安定し、全身の力をバットに伝えることが出来るのです。
上記の理由から必要以上にコルセットでお腹を締め続けることで、お腹の袋が潰され、自ら腹圧が入りにくい状況を作ってしまうため、使い過ぎないことをオススメします。
では、なぜコルセットを着けると腰が楽になるかというと2つ理由があります。
1つ目はお腹を締めつけることで腹筋、背筋、背骨を支えるため。2つ目は胴体の動きを制限することで痛みが出る姿勢をとれないようにするため。簡単に言うと、「痛みを出さずに今を乗り越えること」が目的です。
私も学生時代にやり投げをしていたのですが、練習中に腰を痛めてしまい、コルセットをつけて競技をしていたことがありました。今振り返ると「身体の使い方が悪く腰に負担をかけていた」と思うのですが、学生の時はそんなことも考えず、ガムシャラに運動していたので「コルセットをつけておけば何とかなるだろう」と思い、投げる時には着けるというのことが当たり前になっていました。動きが安定、制限されることで痛みは減っていましたが、サポーターを外したら、痛みが治まっても「ベルトを着ける前のような動き」ができなくなっていました。その時の事だけ考えてしまうと、痛みがなくなっても根本的な解決にはなっていないと自身でも実感しています。
その時の痛みを乗り越えるためにどうしても必要であれば使うのは良いと思います。
しかし
痛みが多少治まってからも使い続けることで、人間本来の持っている力を失ってしまうことになります。痛ものピークが過ぎてきたならば、安静にしつつ外しましょう。腹圧というのは呼吸と大きな関係があるので運動量を少しでも増やせば自然と使えるようになってくるものです。適切で効率的な運動を取り入れることで腰の調子を取り戻していくことが大切になってきます。
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