皆さま こんにちは!
自由が丘と大岡山のパーソナルジムのLife Body Fでございます。
6月もいよいよ目前となりました。
奄美地方はすでに梅雨入りをしたそうです。
関東甲信も大体6月の1週目に梅雨入りをする事が多いそうなのであと少しですね!
雨の日が増えますので、外出の際はお気をつけてお出かけください。
では、前回のおさらいから参りましょう!
私たちが良い例として思い浮かべる「胸を張った」姿勢。
この「胸を張る」というのは
胸を前にぐっと突き出すことや背筋をピンとまっすぐに伸ばすことを意味します。
しかし、本来の私たちの背骨はS字カーブの形をしていて、ちょうどこの「胸=胸椎」の部分は後ろ側(背中側)に向かってカーブの丸みを描いています。
ということは、少し背中が丸く胸を張りすぎない姿勢が正しい姿勢ということになります。
良かれと思って行っていた「胸を張る」=胸を前に突き出すことや背筋を伸ばすこと、実はこれは本来の人間の正しい姿勢と真逆のことだったです。
ちょっと猫背くらいが良いというのはとても驚きですよね!
さて、ここからが本日の本題です。
この「胸を張る」姿勢を正しいと思って続けているとどうなってしまうのか。
もちろん身体は無理な姿勢やの動作を強いられますので痛みや不調が出てきます。
前回のブログで美しい姿勢の例に挙げたモデルさんやバレリーナの方はお仕事で美しく見せる為に長時間背骨のS字カーブを真っ直ぐにした状態をキープしますので、腰や首、肩の痛みを抱えている方が非常に多いです。
それもその痛みを我慢して慢性化させてしまった結果、椎間板ヘルニアや変形性脊柱管狭窄症と言った背骨周りの疾患が引き起こされやすい傾向にあります。
これは一般の方にも同じように言える事です。
「胸を張る」が正しい、良い事として物心つく頃には刷り込まれていたので、巷には猫背改善や姿勢矯正と謳ったサポート用グッズがたくさん溢れています。
胸を張って正しい姿勢を意識しているのにも関わらず、それは不覚にも腰痛や肩こりの原因を自ら作ってしまっているのです。
なので、正しい姿勢になろうと日頃から頑張っているという方はここで一度胸の力を抜いてみましょう!
ホッと一息吐いていただいて少し胸の力が抜けたところ、そこが本来の背骨の位置です。
そうすると肩や首の力も抜けて張り詰めていた気持ちも少しほぐれる気がしませんか?
骨格が本来の位置に戻ってくると身体の動きも格段に良くなるので、歩くや走る、座るという何気ない日常動作もとても楽になります。
LBFのお客様でも胸を張る事を頑張っている方にこのアドバイスをさせていただくと、歩幅が広くなって歩きやすくなったり、肩や腰など気付かず緊張していた部分の力が抜けてラクになったりと皆さまそれぞれ良い変化を感じられてびっくりされます。笑
そうなのです!頑張らなくて良いところが本来の正しい良い姿勢なのです。
というわけで前回と今回で正しい姿勢についてのお話をさせていただきました。
早速この瞬間から意識して頑張りすぎない姿勢を取っていきましょう。
姿勢の胸を張りませんが、ココロの胸は張って明るく元気に前向きにお過ごしください!
では、次回は藤原トレーナーのブログの予定です!
是非お楽しみにしていてください!