皆さま こんにちは。
自由が丘と大岡山のプライベートジム Life Body Fでございます。
本日のブログは
「より負担なく速く走るには」の続編!
もう一つのポイントをお伝えして参ります。
ではいきなり、ここでクイズです。
ランニングをしていて故障、怪我の多い箇所はどこでしょうか?
‥‥‥
その答えは「膝」です。
痛みや違和感の大小はあれども、割と多くの方が走っている最中に気になったご経験があるかもしれませんね。
実際数多くの調査でも膝の故障が多いというデータも出ております。
前回のポイント「股関節を上手に活用する」でお伝えした
股関節ではなく膝関節を主導としたフォームによって負担が蓄積されてしまうことも原因の一つとして考えられますが
実はそれとは別の大きな原因がございます。
それは‥
「走行時の足の着地のタイミングで膝が内側に屈曲していること」です。
今回は正面からご自身のランニングフォームをご確認してみましょう。
足が地面に着いた瞬間、膝関節はつま先や股関節に対してどのポジションに位置しておりますか?
内側に「く」の字を書くように屈曲していたり、一見膝は正面を向いているけど足元を見たらつま先が開いているなんてことありませんか?
(つま先を正面に戻すと膝が内側に向くので同じことなのです。)
まさか自分が、と思うのかもしれませんが
これが意外と動画を撮ってみると膝が内側を向いて屈曲してしまっております‥。
この状態のことを専門用語では
〝オーバープロネーション〟と言いランナー達の膝を壊してしまう最たる要因となっております。
・長時間走っていると膝関節の内側に痛みが出てくる
・日頃から膝が内側を向く(=内股)の意識・自覚がある
そんな方は要注意ですよ!
では、このオーバープロネーションをどうすれば防げる、または改善出来るのか?
改めてプロセスを考えると
着地の際、土踏まずのアーチが潰れてしまい足の内側荷重になる→膝関節も内側に屈曲
といったなっている訳なので
まず手っ取り早いところはシューズやインソールといったツールに頼ると特に初心者の方は手軽に改善、楽になりやすいです。
各スポーツメーカーが最新の研究をもとに生み出している性能抜群なシューズからご自身に合う物を探し出しましょう!
もし可能であれば、ネット通販でなく実店舗に行き試着をして少し走らせてもらえるとGOODです。
(ただ履くと走るでは感覚が異なります。)
私どもLBFの推薦シューズはやはり
ASICS 「GT-2000」シリーズ ですね!
こちらのシューズにインソールを入れただけでもかなりオーバープロネーションを防げます。
また、ツールに頼る+トレーニングをすることでより確実に正しいフォームに導いて参ります!
今回もエクササイズを一つご紹介。
ランニングフォームの為の土踏まずを潰さない外体重を身に付ける為の応用編ランジです。
*重心移動
かかとの外側から着地→土踏まずが潰れないよう足の外側を通って前方に送る
*膝の向き
着地した瞬間は股関節のラインに対して真っ直ぐ→重心移動をしながらつま先と同じラインに向きを変えていく(少し外側から回すようなイメージ)
実際やってみると最初は思うように膝が動かなかったり、左右で動きのスムーズさが異なったりと
様々な発見があると思いますが、根気強く上手く出来るようになるまで繰り返しましょう。
前回のランジと組み合わせて行うことをおすすめ致します!
(今シーズンのマラソンを出場予定のお客様もコツコツ練習をした結果、オーバープロネーションが改善されフォームがとても安定してきました!素晴らしい!)
2週に渡って「負担なくより速く走る」をテーマにお話をさせていただきました。
お伝えしたポイントを意識していただくと怪我や故障のご心配なく、ランニング楽しんでいただけますのでご参考になりましたら幸いでございます。
今まで走るのは苦手と思っていた方もチャレンジするきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
本日も長文にお付き合いいただきありがとうございました!
また次回もお楽しみにしていてください。